2014年11月12日水曜日

みんなの暮らし



 今回は、11月5日発行のお便り「みんなで行こう(30号)」の記事より「みんなで暮らし」を転載します。

 
 国際福祉機器展にご一緒したAさんのお話です。

Aさんは車椅子を利用されますが、移動はいろいろと面倒があり、気を使います。
「駅に行くにしても、家から出る、バス停に向かう、バスに乗る、降りてから駅までのエレベーターを探す。公共交通機関の乗り降りは人の手を煩わすし、人の目も気になるし、結構気を使いますよ。駅のエレベーターは遠回りしなきゃいけない所にあることが多いですよね。」鉄道での移動も乗換えがあるとホーム間の移動はとても大変です。

 「国際福祉機器展の会場は府中から行くと新宿でJRに乗り換えがあるけど、ホームが離れていて人も多い。移動だけで一苦労になっちゃって、個人で行く気にはなれないですよ。みんなどうやって行ってるんだろうなあ」。

 今回Aさんは最新の車椅子や福祉機器に触れ「今は、こんなのが出来ているんですね。いい情報が得られましたよ。一緒に行けてよかった」と話されていましたが、自分の暮らしを支える情報に触れるために、障害を持った当事者側に大きな苦労が要求される状況とは何なのでしょうか。

“バリアフリー”とは何かを改めて考えさせられます。



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