2022年6月30日木曜日

今回の題字の作成者は~みんなで行こう93号

 
 今月の題字は、小学3年生の今井優月(ゆづき)さんが描きました。8人描かれていますが、誰だかわかりますか?会員さんの似顔絵です?




視覚障がい語る会 4月20日(水)

 いつもしゃきしゃき単独でわの会へ来てくださるイケメンNさんと、いつも元気なKさんに同行援護者のYさんイケオジコンビが集まり、スタッフ含め6名でわきあいあい語る会をしました。(視覚障がいの方への障害福祉サービスで外出時のサポートを担う同行援護と言う制度があります)お話しするうちに、お二人とも【網膜色素変性症】、【あんまマッサージ師】という共通点がある事が分かりました。網膜色素変性症とは視野が狭くなる病で原因不明。他に失明する原因になるのが緑内障と糖尿病などとのこと。

今まで大変だったことをお伺いすると

◆Kさんは「大型トラックが歩道に乗り上げて駐車していると白杖が下部にあたらないものだからそのままトラックに突っ込んでしまい前歯3本折ったことがある」「良いこともある、昔より断然声を掛けてくれる人が増えた。市役所が新聞や市の広報誌、雑誌等をテープにしたものを送ってくれてとても助かっているよ」

◆Nさんは「自分は早歩きであまり立ち止まらないのであまり他人に声をかけてもらうことはない。迷っていたりすると声をかけてくれることもあります。自分も白杖であるいていてアパートの電信箱に額をぶつけたことがあります。白杖だと下の部分と上の部分が危ないです」「人との出会いは人生の栄養・宝ものだよ」と毎日の散歩を続けていらっしゃるKさんと、視覚障がいの相談員や様々な活動を精力的にこなしているNさんの姿が輝いていました。「このような会があると視覚障がい者にとっても生活が豊かになるのではないかと思います。」と嬉しいお言葉を頂きました。

 ネットワークわの会には視覚障がいの会員さんが他にもいらっしゃいます。これからも「語る会」を続けていきたいと思います。


難病 ALS 患者の介護を語る会~3月31日(木)

 ~ALSは筋萎縮性側索硬化症という難病です~

 ネットワークわの会には難病 ALS の患者家族が5人おられます。この度初めて ALS 患者家族が介護を語る会を行いました。ご家族が難病を発症してから3年から4年の方々はまだまだご苦労が多いことが話されました。一方10年近く20年も闘病されているご家族は、それなりに患者と共に生きるヘルパー体制等々ができてきて、家族として喜びも悲しみも、抱えながらの生活の様子を 包み隠さず話しておられたと思います。八十歳の介護者が「3ヶ月もしたら、また集まろうよ」と言われて帰られました。 次回が楽しみです。 

【ALS患者さんのご家族の声】

◆妻はALS 発症して20年になる。患者である妻より早く死ぬわけにはいかない。なぜかと言うとカニューレ交換から尿バルーンなど、私がいなければできない。だから妻より早く死ぬわけにはいかない。妻の介護で20年ここまで来ちゃうと、妻がいなくなったらどうしよう、俺は朝から酒ばかり飲んでるんじゃないかな? なんといっても娘に支えられているからここまでこれた。感謝しているよ。(町田市在住 夫80歳)

◆私の場合は教員を退職して間もなく夫が ALS 難病を発症しました。それから7年間。私はこれまでいかに世間を知らなかったか、ヘルパーさんたちとの交わりの中で思い知らされる日々を過ごしています。介護も便の処置がうまくできるのか不安でしたが、今では「こうやってこうやれば」など考えながら対応しています。この頃は、達成感も感じることができるようになりました。

幸い夫は死にたいと言ったことはなく愚痴ることもないので、患者が元気でいてもらえるように家族はやれることを可能な限りやっています。息子が来てくれる時は私はジムに出かけ、20分間ですが汗を流すことで自分なりのストレス解消もしています。 介護をしてカチンとくることが多いのですが、そのたびに自分が成長させられているような気にもなってきています。ずっとずっとこれからも夫と共に家で暮らしていきたいと思っています。(多摩市在住 妻72歳)

2022年6月24日金曜日

桜も見ごろさくら祭り ~4月2日(土)3日(日)

 3年振りに開催されました。桜まつりと言えば「フランクフルト」がネットワークわの会の定番となっていましたが、今年は飲食関係は扱えない事になり「スーパーボールすくい」のお店を出しました。

 会場となった寿中央公園はミニSL列車も走り、子ども達がたくさん集まっています。列車を降りた子ども達が吸い寄せられるように「スーパーボールすくい」の店に流れて来てくれ呼び込みをする前から大行列になりました。

 スタッフの子ども(小学1,3年生)も大張り切りでお店番を引き受けてくれます。料金100円を受け取り、すくう物(ぽい)を渡しお客さんの手許を真剣に見守り、取れたスーパーボールをビニール袋に入れて「ありがとうございました!」と元気にお見送り。少し早めの職業体験となりました。大盛況となりスーパーボールが足りなくなり、慌てて買い出しに走ることもありました。

 子育て語る会のメンバー、お孫さんを連れて顔を出してくださった方といろいろな方が立ち寄って下さいました。この日は155名のお客さんでした。

 「よっーし明日はもっとお客さん呼ぶよー」と張り切ったら翌日は残念なことに無情な雨・雨・雨でした。


お弁当Day再開!!~3月某日

  少しの間お休みしていたお弁当Day再開しました!ボランティアのFさん、Sさん、Hさんがかけつけて下さいました。この日のメインディッシュはハンバーグ生地に卵を入れてパン粉をまぶして油で揚げた「スコッチエッグ」です。Fさん曰く「爆弾」!!と呼ぶそうです。

 付け合わせは「わの会畑」で採れた新鮮なブロッコリーの塩ゆで、ミニトマト、人参ときのこの煮物、でした。卵が1個入った「爆弾」はボリュームたっぷり、お肉はふわふわで衣はカリッと!!とても美味しい「爆弾」でした!

 これだけのボリューム!品数の多さ!美味しさ!でなんと350円での提供です。この値段で提供が可能なのもボランティアさんのおかげですね。本当にありがとうございました。

◆参加者の声◆

♡お弁当まってます。必ずいつでもほしいです。

♡一人暮らしですが2食ください。明日の朝の分にします。


わの会コーラスの紹介

 みなさんご存知のわの会のコーラスですが、実はわの会ができる前から活動していたのをご存知でしょうか。今回はわの会コーラスをもっと皆様に知ってもらおうとボランティアで講師を務めていただいている村口先生にインタビューをしました。



Q:わの会コーラス、大正琴の歴史を教えてください。

A:コーラスは「わの会」の前身「結の家」時代、月に一度の誕生会で「歌いましょう」という会をやっていたのが、そのまま続いています。大正琴は「歌いましょう」の時、私(村口)が大正琴で童謡を弾いたのがきっかけで職員、会員さんも「弾きたいね」から始まりました。

Q:大正琴、コーラスの特徴を教えてください。

A:知っている歌、流行っている歌も気持ちよく楽しく歌おう!!がモットー!新しいリズム、言葉、メロディーにも挑戦しています!大正琴は教則本に沿ってレッスン。左手で鍵盤を押さえ右手で弦をはじき曲を弾きます。「ちょうちょ」「チューリップ」は1日目でマスターできますよ。

Q:講師(村口先生)の紹介をお願いします。

A:「カワイ音楽教室」で幼児、児童、大人のコース等を楽しく指導してきました。「わの会」との出会いは府中市社協から「結の家」で「歌う会」をやってみませんか?とのお話でした。それから長い付き合いを楽しく勉強もさせていただいていますね。

Q:参加者の様子を教えて下さい

A:コーラスは歌うことの好きな方たちが集まり、リクエスト曲や新しい歌に出会えることをおしゃべりしながら楽しんでいらっしゃると思います。毎年出演している waiwaiフェスティバルもはげみになっています。大正琴の方々は各自がよく練習なさり一曲ずつ仕上げています。いい音でその曲に合ったテンポで弾くことが目標です。

 

 村口先生インタビューにお答えいただきありがとうございました。大正琴、コーラスのある日に事務所にいますと、皆さんの歌声が聞こえてきてこちらも元気になります。皆様とても楽しくレッスンされているのが伝わってきます。ご興味のある方は一度体験に来てみませんか?


小散歩~多摩川土手を歩く~3月23日

  集合した広場には河津桜が満開、お花見を楽しむ集団で賑わっています。その後、のんびりと土手を歩くメンバー、「荷物番するわ!」と言ってテーブルで待っているメンバー、それぞれがそれぞれの出来るペースで小散歩が始まります。土手ではバーベキューを楽しむ人々や、今にも弾けそうな桜のつぼみを眺めました。

広場に戻りお団子&温かいお茶タイム。秋林さんがハーモニカを演奏してくださり、今井さんはコーラス、素敵なハーモニーに自然と皆さんひとつになっていました。

◆参加者の声◆

♡楽しい小散歩でした。家族と伊豆の河津桜を見に行った事を思い出しました。久しぶりに周りの景色をゆっくり眺める事ができました。(Hさん)

♡久しぶりにぐっすり良く眠れました。(Oさん)

♡最後に今井さんの歌声が聴けてよかったです。ありがとうございました。(Sさん)

味噌作り~2月3日(土)

    「やってみたかったの」「貰った手作り味噌が美味しかったから自分で作りたかったので」と豆が煮える間の皆さんの声。この日のお昼はロールサンドを作りしました。  卵サンド・バナナサンド・ポテトサンドとラップで巻いた3種類のサンドイッチを恵方巻きのようにして召し上がる方もいて「今...